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夏目漱石
日本の近代文学を代表する作家の一人。本名は夏目金之助。東京帝国大学英文科卒業後、松山中学や熊本の第五高等学校で英語教師を務め、後にイギリスへ留学。帰国後、『吾輩は猫である』で文壇に登場。『坊っちゃん』、『草枕』、『三四郎』、『それから』、『こころ』など、人間の内面を深く掘り下げた作品を数多く残しました。晩年は神経衰弱に苦しみながらも創作活動を続け、『明暗』が絶筆となりました。彼の作品は、現代日本人の心のあり方にも大きな影響を与えています。
愚痴は人のために
ならぬと同時に
また自分のためにもならぬ
夏目漱石
淋しい時は
淋しいと云うが好い
淋しい時に無理に笑うのは
真実に淋しい
夏目漱石
自然は公平で冷酷な敵である
社会は不正で
人情のある敵である
夏目漱石
人間の目的は
生まれた本人が
本人自身につくった
ものでなければならない
夏目漱石
子供さえあれば
大抵貧乏な家でも
陽気になるものだ
夏目漱石
人間の不安は科学の発展から来る
夏目漱石
吾人は自由を欲して自由を得た
自由を得た結果
不自由を感じて困っている
夏目漱石
智に働けば角が立つ
情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ
夏目漱石