谷崎潤一郎

耽美派を代表する作家の一人。「刺青」、「痴人の愛」、「細雪」などが代表作。初期は官能的で退廃的な作風でしたが、次第に古典への回帰や日本的な美意識を追求するようになります。「細雪」は、大阪の旧家を舞台に四姉妹の生活を描いた長編小説で、映画化もされました。